頭痛くらいでと思わずに頭痛外来を受診しよう

「頭痛など滅多に経験しない。


ここ数年頭痛が起きたことなどないなあ」などと言う人がいたら、周りからものすごく羨ましがられるでしょう。
それくらい頭痛は身近な症状です。
頭痛くらいで医療機関を訪れるのは良くないと、市販の鎮痛剤を飲む人がほとんどでしょう。


しかし、頭痛を治すはずの鎮痛剤で、かえって頭痛をこじらせていることがあります。
「薬剤乱用頭痛」と呼ばれている頭痛です。

1か月で15日以上頭痛がある人や、頭痛の治療薬を1か月で10日以上服用する人、以前はよく効いていた頭痛薬が最近は効かなくなってきた、といった人は薬物乱用頭痛に陥っている可能性があります。
激しい頭痛を経験すると、また起きるのではないかと言った不安や仕事に支障を来してはいけないと言う不安感から、早めに薬を飲んでおこう、予防的に飲んでおこうとしがちです。



そのため服薬回数や量が増えていきます。

そうすると脳は痛みに敏感になり、今まではスルーできていた痛みもスルーできなくなり、頭痛回数が増えます。

そして頭痛が複雑化し、薬も効きにくくなってきて、また頭痛薬を服用する、という悪循環に陥ってしまうのです。

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このようなこじれてしまった頭痛は、ぜひとも頭痛外来を受診することをお勧めします。

頭痛外来では、「頭痛ダイアリー」をつけていただく事が多いです。

そして、まずは思い切って原因薬を中止し、離脱症状が出た場合の予防薬や原因薬以外の薬で対処します。
頭痛外来の医師は頭痛の専門家ですので、複雑に絡んだ糸を解きほどくように、解決していくことでしょう。

また、まれに脳疾患などが隠れている場合もありますので、CTスキャンや血液検査などでそのような重大な疾患がないかをチェックすることもあります。

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たかが頭痛と思わないで、頭痛外来を受診してください。